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冬風−フユカゼ−
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作詞 依田 光 |
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街に聖なる結晶が降りてきて またこの季節が始まる
真っ黒な夜空から降り続ける雪 ふと思い出すあの日
君は何も言わずにボクの手を握っていた
冷え切ったその手を温めてあげること出来なかった
何も言わずにため息が白く一瞬で消えた
あの人同じ時間
同じ場所にボクは立っているけど何かが足りない
“隣のぬくもり”
雪の舞包まれて あのけやき坂にたたずむ
綺麗にライトアップされた坂はとても美しくて
「また来年も来ようね」君の笑い声思い出す
あの日の約束果たせぬままで
ボクはまた涙を流す
街に聖なる歌声響いて 三度目の冬がくる
あの涙の冬からもぅそんなに経つ 流れてく冬の風
君へのプレゼントがまだボクの手の中にある
悲しく光る指輪 最後まで渡すこと出来なかったね
何も言えずに思い出だけが残った
あの日言えなかった言葉がボクを今でも苦しめている
“君に逢いたい”
ローソクのあかり灯って あの笑顔を思い出す
どんなものよりも輝いていた君の姿が
また心に過ぎってボクの心から離れない
あの日の約束果たせぬままで
ボクは一人の冬を過ごす
Look at me... 遠すぎるあの冬
I love you... あの日言えなかった言葉を今すぐに
雪の舞包まれて 冬風がすり抜けていく
どんなものよりも輝いてた君の姿が...
ローソクのあかり灯って あの笑顔を思い出す
「また来年も来ようね」
その約束が静かなら冬の夜空ではかなく散った
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