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少年A執事
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作詞 悠徒 |
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かの大いなる少年A執事の法則よ
嘘に塗り固めた笑みを浮かべて
黒い燕尾服
吐息は甘い香り
月光が差す舞台会場には
既に「彼」が
迎えてくれる
熱い紅茶を手に
いけない遊戯を始める
時刻は既に深夜0時
身体を迎え撃つのは戦場
こちらでは心が向かえ殺される
執事少年の無垢な笑みに騙されて
白い森底に
聳え立つこの黄金の城で
生きる私、姫君と
1人の少年A執事
スプーンでかき混ぜて
ミルクは無しで結構よ
ダージリン・アッサム・アールグレイ
チャイ・グリンティー
一息ついてお眠りなさい
混じわる契約印
赤い一押しのサイン
綴られた細い字が指令を告げる
それだけで縛られた彼
赤い唇 被せるように
紡がれる台詞に
夜は円舞で踊り明かす
日々日常
少年の面影を残す
幼い少年執事に
心が揺らされている
透明な私は
いけない夢に
手を伸ばしかけて いる
悪魔のような少年A執事様
お手を取ってお嬢様
白馬に乗る暇な王子様よりも
危険で危ない彼に誰も逆らえない
かの大いなる少年A執事の法則よ
嘘に塗り固めた笑みを浮かべて
あぁ、愛しの君の望むものなら
孤高の眼窩に全て捧げあげるわ
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