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梵天王
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作詞 悠徒 |
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夜が更ける 人波の声
風が通る 秋雨の大空
人は皆 歩み続ける
ゆらり ゆらり
のらり、くらりと
地面を蹴り飛ばし
僕はビルの間を翔けて行く
曇り空 見上げて
低空飛行
鳶は腕をすり抜ける
ゆらり ゆらり
のらり、くらりと
後風に押され見上げる月は
どこかまた
僕を見下ろして
梵天王白雷(ぼんてんのうびゃくらい)
楔を千切り 手を翳す空は遠くて
梵天王白雷(ぼんてんのうびゃくらい)
止まる事知らず 振り翳す銀燭
寂しがりな彼女
君はまだ笑ってるだろうか
肌寒い色 胸騒ぎ午後
口癖は否定説ばかりな
あの頃は吹き荒れる
ゆらり ゆらり
のらり、くらりと
程遠い家に焦りは溜まり
近づくりゃ公転逆の奇跡が起きにゃ
無理だとは気付いてる のに。
梵天王白雷(ぼんてんのうびゃくらい)
法定不規則なこの世
梵天白雷(ぼんてんのうびゃくらい)
嵐のよな生活に現実に
泣き叫ぶ
感情逆流(かんじょうぎゃくりゅう)
底無し沼のよなこの心情
闘争剥き出しな本能は
譲らずに争い あう。
梵天王逆雷(ぼんてんのうぎゃくらい)
仏も神も
闘争心情(とうそうしんじょう)
勝てるわけがない
君が泣いても
とまらぬ牙と獣
譲らせぬ。
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