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風香.SAKURA
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作詞 悠徒 |
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ひらりひらりと...
夜桜は高原に咲いて
今年もボクタチを照らす
幾千もの蕾は開き
咲いて閉じて萎れては落ちる
街道に滲む影は
踏まれながら動いて蠢く
生まれ育んだ感動
気付いても戸惑っちゃ意味ナイ
野に吹き乱れたこの情景を
言葉だけじゃ言い現せない
例えるなら人はどう呼ぶだろうか
表すにも、消しカスが増える
その頃は少し大人な君が羨ましかった
感情の読み書きも出来ぬボクタチ
夜桜は高原に咲いて
開花してはボクタチを照らす
潤んだ果実を君に譬えよう
2つの指を絡み付けよう
約束を此処に誓おう
幾つもの花弁が落ちて
またこの季節が終末を告げる
滲む黒い影を追い駆け
永遠を此処に誓おう
芽に宿った
伴侶の花、君は美しけりな
大切な世界の一部が消えて
流れ恵む雨水に撃たれた
涙伝う頬を隠して
夜桜は高原で散って
今年の終わりをボクタチに知らす
少し強い風が思い出、飛ばす
視界を遮る髪
退かして(ケシテ)
君と選んだ髪飾り
握りしめ(フリキッテ)
くるり、くるり
ひらりひらりと...
くるり、くるり
巡る...
夜桜は高原に咲いて
開花してはボクタチを照らす
潤んだ赤い果実を君に譬えよう
2つの指を絡み付けよう
約束を此処に誓おう
幾つもの花弁が落ちて
またこの季節が終末を告げる
滲む黒い影を追い駆け
永遠を此処に誓おう
夜桜の咲く高原にまた戻り
開花してはボクは涙する
潤んだ赤い果実を君に譬えよう
2つの指を絡めあった
約束を此処に果たそう
幾つもの花弁が咲乱る
またこの季節が序章を告げる
滲む瞳を拭って君に伝えるよ
永遠を此処に誓うと
今でも覚えてると...
くるり、くるり...
くるり...
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