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転生の刻(とき)
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作詞 稜 |
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全てを無くしてしまおう 愛も、夢も、何もかもを…
全てを棄ててしまおう 君も、友も、僕自身さえも…
迷いからの解放 傷心からの逃避 抱えきれなくなる前に囲われている
自分を取り巻く世界から 抜け出して生まれ変わろう…
雨が降れば全てを洗い流してくれる
過去の苦い思い出も 犯した過ちも 全部…
全部…
消失した僕の心は 何も知らない無垢な赤子と同じ…
零からもう一度始めたいから 僕はそれを強く願う
そして転生の刻(とき)を迎えるだろう…
全てを無くしてしまおう 愛も、夢も、何もかもを…
全てを棄ててしまおう 君も、友も、僕自身さえも…
疲れ果てて地に伏した時 初めて見つけた路傍の花
名も知らない儚げな花 でも確かにそこに在った…
陽がのぼれば全てを温めてくれる
雨に濡れた虚空の心も 堕ちた表情(かお)も 全部…
全部…
仄かに育った僕の心は 歩き出した子供と同じ…
拙いけれど転びながらも 確かに地を踏みしめてる
そして再生の刻(とき)を迎えるだろう…
全てを手に入れよう 生まれ 変わり 手にしたものを
全てを掌に掴もう 二度と… 二度と… 喪失(なく)さないように…
もう…二度と…
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