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冬の海
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作詞 ディーク |
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夕映え 木の葉舞う
幾度も きらめいて 散る
コートの襟立てて
微かに 白い息 吐く
肌寒い
でも 温い
ポケットの中にしまった想い出さわる右手は
独りで歩いて
そっと 歌うように
凪いだ海の先は 優しく揺れる波
誰もいない冬の海
木枯らし吹きつける
背中を まるめて 歩く
紫色の空
小さく 溜息 吐く
どのみち
この道 辿る運命で
君との出逢いも偶然じゃなく
君との別れも
また 同じように
変わらずにあるものは 優しく揺れる波
僕がいる冬の海
肌寒い
でも 温い
ポケットの中にしまった想い出さわる右手は
独りのこの身を そっと 包むように
哀しみの最後には 優しく揺れる波
誰もいない冬の海
僕だけの冬の海
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