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君に聴かせたい唄があるんだ
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作詞 ディーク |
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大恋愛のバッド・エンドの映画 観て 泣いてた
後ろから3列目の席 君は僕の隣
「哀しすぎるね」って言葉に出来た 哀しいお話
渇いた涙の痕をなぞって 君は笑った
涙の色は何色だったっけ?
あれから 月日は流れて 僕は僕の道の上
昨日 駅で擦れ違ったよね 君は誰の隣?
「哀しすぎるね」って言葉にさえ出来ない お話
渇き切らない涙を胸に隠して 笑った
涙の温度 今も 憶えてる
暖かくて 冷たくて 不思議だったな
あぁ そうだ
言いたいことがあったんだよ
でも 今は 言わないでおくよ
いつか 心から笑えたら
この涙が渇いたら
僕の唄を持って 君の笑顔に逢いに行こう
そんな日が来ること 願ってる
哀しいお話は続く 主人公は僕のまま
何をしたい訳でもないから 僕は唄の隣
「哀しすぎるな」って言葉に出来た 哀しい音楽
誰かが唄う「さよなら」の唄 フィクションに思えた
涙の色はこんな色だった
あの映画 観た後の君の涙は
なるほど
奇妙な色してたはずだよ
自分の涙じゃなかったろう?
「さよなら」の日とは違ったろう?
あの日のが君の涙だよ
僕の唄を持って 君の涙に逢いに行こう
色のない涙に逢いに行こう
哀しいお話は 僕の中で 僕の唄になる
これは僕の唄だから 君のものになり得はしない
だけど 聴いてもらいたいんだ
この涙 渇いたら
君の耳の そのもっと奥まで 届けてみせるから
今こそ ちゃんと 君に聴かせなきゃ
涙 隠さなくても 唄えるから
あぁ そうだ
言いたいことがあったんだよ
でも もう 言葉にはしないよ
代わりに唄になったんだよ
君と僕を唄ったよ
「さよなら」の前の涙だって
「さよなら」の後の笑顔だって
忘れたりなんてしてないから
君に聴かせたいんだよ
この唄を持って 僕は 君に逢いに行こう
涙と笑顔も連れてくよ
僕の大好きな君のこと唄った唄だから
僕は この唄が大好きで 君も きっとそうだよ
僕と君の大好きな唄は全部一緒だったから
今 この唄を持って 君の涙と笑顔に逢いに行こう
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