|
|
|
二セモノ宝物
|
作詞 山桜空 |
|
くだらないものを
くだらないものだと知って築き続けたら
立派な塔になってたってことあるよね
大地が揺れても負けないくらい蒼空をもつらぬいた
変わってった気持ちを
戻らないって繋ぎ合わせてみたら
立派な絵になってたことってあるよね
大きな展覧会でも映えるだろうな心の色がきらめいた
わかってるよニセモノだよ全部欺いたモノだよ
でもニセモノながら立派になってた
気がつけばホンモノみたいになってた
それだけでまた生きる目標だろ?
愛する価値になっただろ?
思ったより上手くいかなくて
塔は崩れたどっかで見た姿みたいに傾いた
危険立入禁止?
嘘だろ嘘だと言ってくれ
僕の大切なくだらないものがコレをたくさん支えてるんです
絵は破れた枠が寂しく空間を囲った
何もないのに芸術じゃない?
こんなになってもまだ綺麗だと思う僕の想いはまだ眩しいです
わかってるよニセモノだよ全部欺いたモノだよ
でもニセモノだからじゃないホンモノはもっと壊れやすいんだ
ニセモノだからこそ恐怖なく大切にできるんだ
ああなんか愛しくなってきた僕の大切なくだらないモノ
心があれば未来は変わる
塔をまたそびえたたせよう
崩れた隙間をうめないと
コンクリートじゃなくていい土と水で練った粘土で
傾いたままでもまた素敵かもしれない
太陽に近い明るい立派な塔になった
破れたキャンパスもつなぎ合わせよう
弱々しいテープでかまわないさ
ああよかったキャンパスは破れても一度繋げた想いは繋がったままだった
つぎはぎキャンパス完成した
変わりなく繋がった
ぼくは物足りなくなってキャンパスに書き加える
太陽にもとどく僕の塔ニセモノじゃないふたつの宝物
|
|
|