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ひとりぼっちの歌
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作詞 em |
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雨が降る暗い道
ひとりぼっちで
寒くて痛くて
流れた涙は 映る事なく
落ちる雨に流される
悲しい歌が響く
孤独に膝を抱えて
寂しい廃墟ビルの中で
冷たい雨に濡れた
震える肩を抱きながら
このまま眠ってしまおうか
誰も見つけてはくれないだろう
一人で逝くのも悪くない
ずっと一人だったから
止まない雨 朝が来る
ひとりぼっちで
寂しくて悲しくて
涙はもう枯れ果てて
雫が落ちる事はなく
悲しい歌も途切れた
地に倒れこむ身体
冷たいコンクリ空間で
虚ろな目は何も映さず
微かに動く渇いた唇
このまま眠ってしまおうか
渇いた唇が孤を描く
さっさと逝ってしまおうか
待つ人はいないから
眩い光が照らし出す
温かい光に包まれた
優しい 優しすぎる
君がいた
枯れたはずの雫が落ちる
温かい温もりに包まれて
自分の愚かさ 愚鈍さに
嫌気が差した
あぁ 僕はまた、逝く先を失った
君よって生かされる
偽りの世界に逆戻り
ひとりで歌うあの歌は
ひとりで歌うための歌
ひとりぼっちの 僕の歌
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