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秘蜜
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作詞 ヤスト |
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深夜の二人部屋 ビルの谷間 三日月が覗く
第三者はいない そう密会 他人には内緒です
苦い汁をすすりながら
臭い路地も歩いてきた
そんな私に至福の時を
甘い蜜に吸いつかせてよ
人目を忍んで飲み込む蜜の味
他の誰にも見られぬときに
今日はありがと明日もよろしく
秘蜜の甘味がやみつきになる
お世話のお礼に ふかふかのイス 用意します
言われるままに 私のために 人々のために?
太陽の下で手を振って
暗いお部屋で手をさすり
まっ白い月が聴衆となる
醜悪な大人のスピーチ
人目を忍んで飲み込む蜜の味
他の誰にも見られぬときに
日に日に消えゆく罪悪感と
あの日描いた大きな夢
自分を騙して得られる蜜の味
昔の私には帰れない
大義名分空虚に吐いて
秘蜜を守るのに精一杯
汚く醜い それにすがりついて
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