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Marionette
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作詞 みんち |
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わたしは踊ります
飽きもせず 毎日
それを皆は褒めます
綺麗と褒めます
わたしは綺麗です
服も踊りも 全部
それを皆は眺めます
飽きずに眺めます
わたしの後ろには
必ずおじいさんがいます
あのおじいさんは好き
私の事 愛してくれるから
毎日踊り終わると
髪を梳かしてくれて
身体を拭いてくれて
そんなおじいさんが
私は好きです
ある日 ふと思ったの
何で、私だけ小さいの?
私の身体だけ いつも
たくさんの糸がついてるの?
これはとれないのかしら?
一度でいい 一度でいいの
おじいさんと向き合いたいわ
ある日 糸が切れたの
プチンと切れたの
落ちたときに
顔にヒビが入ったわ
でも大丈夫
おじいさんが綺麗にするわ
何時もみたいに
髪を梳かして
身体を拭いてくれる
あら?どうしたのおじいさん
何で梳かしてくれないの?
顔もヒビが入ってるのに
私を綺麗にしないの?
此処何処かしら?
とっても暖かい
パチパチと音が鳴る
身体が無くなっていく
ふと、おじいさんを見て
今日は踊らないの?
そう言いたいけれど
おじいさんの手には
私より綺麗な子
とても綺麗な子がいたの
身体に糸をつけて
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