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水色の春
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作詞 みんち |
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まだ青色になれていない春は
どんどん 違う色の春になっていく
それでもいいんだ
君と私たちの 水色の春
君に好きな人が出来た
その思いを『伝える』か『伝えない』かで悩んでいた君は
とっても綺麗に見えた
君の始まりは 入学式の日だったね
私と一緒に遅刻した君は
ポニーテールにした髪を揺らしながら 桜並木の下を走っていた
君には悪いけど
私は君を置いて 体育館に行ってしまった
次にみた君は
頭に桜の花びらを付けながら 笑っていた
私の事も許してしまうくらいに
「どうしたの?」
そうしたら、君は笑顔で「なんでもない」と言いながら
夕陽で紅い 帰り道を 私と一緒に歩いていった
ある日の君は泣いていた
雰囲気でわかった それが失恋だって
私は何も聞かなかった
だけど、君は私に全部言ってくれた
あの、君が初めて恋をした帰り道で
それを聞いて 私はこう言ったんだ
「恋っていいよね」
キラキラしてて
私たちの 水色の春に 違う色が混じったみたいで
まだ青色になれていない春は
どんどん 違う色の春になっていく
それでもいいんだ
君と私たちの 水色の春
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