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Forget
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作詞 〜yue〜 |
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この街は眠ることを知らない。
いや、知らないのではない忘れてしまったのだ。
夜になり街中のネオンが光り輝く。
いつから この街は眠ることを忘れてしまったのだろう?
1日中人々は歩き、仕事をする。
当たり前だと思うが、それはつい最近のこと。
ついこの前までは、人が眠り街も眠った。
そして、夜明けと共に起きる。
それが普通なのだ。
何故、人々はそんなに急ぎ、街を歩くのだろう?
何故、仕事が生きがいになるのだろう?
誰かを愛したり、喧嘩したり、笑ったり、泣いたり、それが人間ではないのだろうか。
無理に仕事して、本当の自分に仮面を付けてみんな生きる必要があるのだろうか。
人間は色々経験して大きくなるし、強くなる。
それを忘れたら、この街のようにただ時が過ぎるのを何も感じずにいるだけ。
この街のように、何も考えず忘れていってしまう。
人々は、仮面のはずし方を忘れてしまった。
そして、本当の自分の姿さえも。
忘れるということは、時としてとても寂しいモノなのだ。
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