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糠星
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作詞 windosong |
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誰も気付かないような場所で
そっと俯いた
何も変わらないから
天仰ぐしかなかったのに
小さな小さな破片を
胸に刺したまま
それでも踏みとどまれないから
がむしゃらな夢を掲げた気持ちをバネに
走っている
いつか躓いて転んで
破片を深く刻んでしまう
癒えない悲しみは流れない痛みが
そっと胸をさするだけ
絡まる感情の螺旋から逃げ切ったのに
それでもそれでも止まらないことを
誰にも知ってもらえないなら
小さな小さな破片を
小さな小さな手で
少しずつ少しずつ
取り除いていくことに
かけてみたい
誰も気付かないような場所は いつか
切ない蒼さに染まる
それでも何かにすがるのは
自分が蒼さを越えた時
儚く問うよキミは何してる? きっと
強くないなんて知ってるよね
どこか暗闇をさまよってるのは
自分を探すことに疲れたから
誰も気付かないような場所で
そっと俯いた
何も変わらないから
冷めた空気はやけに響いた
誰も気付かないような場所は いつか
切ない蒼さをも越えるはず
夢を追えないのはまだ
焦らなくていい証拠
蒼さを純白な思いを掲げ
夜空に広がる星達に願う
夜空にそっと…
糠星…
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