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涼風
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作詞 windosong |
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今まで忘れてたみたいんなんだ
何が正しいってこと
求め続け見失い続け
耳澄まして休む暇もないくらい
忙しかった
めまぐるしく繰り返す日々
コート抱え縮んでいた
あの冬から約半年分
たった今も変わらない
待ち焦がれた夏の色が
待ちくたびれた場所を彩る
暑さに紛れ微かな期待と踊り出す希望を胸に
飛び出す
氷を割って水を注いで
涼しげな風が僕の背を押す
飲み干した空のグラスは
前だけを見てる僕の心
今まで思い出せなかったんだ
何が楽しいってこと
快楽の螺旋が見えて
彼方に堕ちていった
苦しかった
単純な風景に飽きてきた頃
雪解け始まり凍えてる
あの寒い冬からは
立ち直れたのか?
待ち焦がれた夏の音が
待ちわびてた場所を彩る
暑さに比例する微かな野望と溢れ出す願望を胸に
歩き出す
風鈴の音に脅かされ
風は優しく夢に吹き込む
心地良さそうな笑みは
今までにない僕らしさ
やっと気付けたみたい
僕が僕でいることが
本当の僕をつくること
何も飾らないその背中は
追い風吹き込む箱船のよう
前へ前へと進み出す
氷を割って水を注いで
涼しげな風が僕の背を押した時
目の前に広がるのは
陰ることのないおおきな青空
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