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サヴダージ
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作詞 藍藍 |
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宵闇に消えゆく鳥の影
虚空(そら)に染みこむ子供のコエ
蹴り飛ばした防衛理論
街を徘徊(まわ)る偽善者たち
触れた指の冷たさ
縫い合わせた傷口
大地を這う陽炎(かげろう)
灰に埋もれる月影(つきかげ)
音もなく砕け散る ココロのなかの記憶
あぁ せめて理性だけ
僕に残して 消えておくれ
どうせ手を掛ければ壊れるんだ
その古ぼけた 扉のドアノブは
希望なんて捨てたよ 慈悲なんて忘れたよ
愛するだけ損なんだ 遠くに消える
サヴダージを 見たとしても
呼吸を忘れた肺
鼓動の聞こえない心臓
粉々に砕けた白骨
食べ物を受け付けない胃
ポッカリと口あけた隙間を 埋めようとするんだ
あぁ せめて理性だけ
埋め立てせずに 消しておくれ
どうせ手を掛ければ壊れるんだ
その古ぼけた 扉のドアノブは
希望なんて忘れたよ 慈悲なんて忘れたよ
愛するだけ損なんだ 霧に消える
サヴダージを 知ったとしても
例えようのない 激しい痛みに
この身 壊されたとしても
あぁ ココロだけは
せめて 記憶だけは
奪わないで 消えておくれ
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