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せめてさよならをいわせて
作詞 八助
線香の香りが漂う一室
真っ白な布が覆い被さっている部屋
そしてあの人が
白い布団をかぶって白い服を着て
まるで寝ているかのような
そんな顔をして床に寝ていた
泣かなかった 泣けなかった 泣きたかった
少し前まで庭で掃除をしていたあの人が
少し前まで僕に手を振ってくれたあの人が
ずっと笑ってたあの人が
もう動かない もう喋らない もう笑わない
嘘か本当かわからなくって
本当に寝ているだけですぐにでも起きあがって
「おはよう」
と言ってくれると思ってた
でもそんなわけがなくてその人はなにも動かない
あぁもう話せないんだと思う
でもそれだけで
泣かなかった 泣けなかった 泣きたかった

もうあの人は僕に笑いかけてはくれない
あの人はもうこの世にはいない

せめて

さよならを最後に言いたかった

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歌詞タイトル せめてさよならをいわせて
公開日 2008/03/23
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 歌詞…?ではないですよね、これ。
ほとんど実話です。
八助さんの情報













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