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神を失うよる
作詞 酸性飴玉
眠りにつく前にわかったことがあったんだ 今から言うけど笑わないでね
どんな死に方をしても変わらない気がしたんだ
行き着く先は同じ 何もない 存在すらない

生まれる前も何もなかったはずさ あるように思うのは安心したかったから
つくった偶像なんだ

どんな死に方をしてもいいはずさ 同じ結果なら違う選択をしていいから
これは個人の存在理由なんだ

眠りについてから心地よかった 闇がゆっくりと体を包んで落ちてく
無に落ちる感覚 私はここで生まれ ここで死ぬ

目覚めたら見覚えのある天井 くもの巣がはってある
昔見た絵本 くもの糸をつかんだ地獄の人
そうか 私は天国に行きたいんだ

どんな死に方をしてもいいはずなんだ 考えることもできない存在になるだけだから
これは私の存在理由なんだ

わかったと思ったのは 言い訳を完成させた喜び
わかってないのは 自分自身が偶像の塊だってこと

再び眠りにつく前にわかったことがあるんだ 今から言うけど笑わないでね
どんな死に方をしても変わらない気がしたんだ
行き着く先は同じ 何もない 存在すらない
あるのはただの 糸をつかみたかったらしい 伸ばした手 

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 神を失うよる
公開日 2008/05/27
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 社会問題
コメント 5月は病んでしまうようで、私も体育座りして悶々と考え事をしてしまいました。最終的にしょっぱいせんべいが食べたくなってやめました。どんな死に方をしても故人には、綺麗な花束を贈りたいです。タイトルは熟語を文にしたのもです。
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