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君幻
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作詞 なおは |
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瞳閉じれば君がいて 瞳開けば現実(いま)がいて
逃げてしまいしまいたいほどの
果てしなく続く道に 立ち尽くしていた
震える手を伸ばして 君を掴もうと
無意味な無力なことをして
邪魔な現実(いま)を 退かそうとした
明日を見ないまま過ぎていく時間
夜空の月が 僕を嘲笑っていた
君幻 見せるのは知らぬ願い
夢幻 儚く咲く桜のように
愛した故の運命(さだめ)なのか
あとに残るのは 後悔と懺悔とカラの愛
そして行き場を無くしたこの躯
重ねた手の熱さが残る夜 握り締めれば君がいるようで
倒れ込んだベットには 未だ残る君の馨り
現実(いま)を見ないまま過ぎていく時間
夜空の月が 冷たく見下ろしていた
君幻 わかっていても掴まえたくて
夢幻 散り終わった桜のように
胡蝶の夢 何も判らなくて
縋りつくことさえも出来なくて
遥遠の君 もう届くことはない
愛した君の面影
ゆらめいて 消えた
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