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この猿は去勢しろ
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作詞 高津鶯 |
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ただ光るだけの現実は 眩し過ぎて使い物にはならないから
ただ雨の降る街路地にへばり付くガムみたいに生きるんだ
子どもは欲しくはない
こんな世界を見せたくはない
取柄が貧弱な遺伝子を引き継がせたくはないよ
頼まれたから産まれ 卑屈すぎて橋の下に捨てられた
また雨の降る街路地で作り笑いの女性を見かけたんだ
猿の庭で生きたくはない
こんな世界を愛せやしない
恥ずかしい自分の遺伝子はここで終わらせるべきだ
まるで猿みたいね
まるで猿みたいね
あんまり良い気分はしないけど
的を得てるよね
的を得てるよね
気持ち悪い
ただ甘えるだけの自分には 眩し過ぎて目が焼け落ちそう
ただ雨の降る街路地で横たわる猿になってしまった
猿になってしまった
去勢されてしまった
気持ち悪い?
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