|
|
|
才能はピンク
|
作詞 高津鶯 |
|
人の家で君は図々しく漫画を読む
そして、僕はつまんない邦画を見てる
「この恋愛漫画は驚く程に拙い」
糞みたいな映画でも笑えたら
壊したいなんて思うさ
こうして僕のこの狂った思いが
ただの感想文になっていく
だからといって君は評価してくれるわけでもなく
ただ笑ってる 僕も笑えたら
守りたいなんて思うさ
才能なんか無くても
信じてやることは出来る
感情なんか無くても
笑う振りぐらいは出来る
ピンクの灯りの部屋で君は溺れていた
壊れた僕の腕時計を欲しがるように
横になって 名前を呼んでくれた
こうして僕のこの濁った言葉を
溶かして吸い込んでいく
だからといって君が僕の物になるわけじゃなく
ただ傍にいる 僕の傍にいる
それを強く願うさ
|
|
|