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忘却の街
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| 作詞 くろね |
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何かが終わるような
終わるような気がして
コンクリートに埋めた
夢の上を歩いてみた
歩いてみたけれども
掘り起こすことはせず
通り抜けてみた
何かが終わるような
終わるような気がして
かろうじて生きている
虫の息を止めてみた
止めてみたけれども
苦しくなってまた
呼吸を繰り返す
何も終わらずに
始まってばかりいる
終わるときはひっそりと
誰にも気付かれぬように
そっと
足早に通り過ぎていく
走馬灯を捕まえて
掬い出してよ昔の歌を
正しい嘘を積み上げて
溶ける時間に逆らった
尋ねてみてよ背いた理由を
何かが終わるような
終わるような気がして
足元で瞬いている
光を追って跳んでみた
跳んでみたけれども
辿り着いた先はほら
枯れ落ちた忘却の街
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