|
|
|
君のトナリ
|
作詞 真っ赤なトマト |
|
電車が揺れる帰り道
《急行相鉄線横浜行き》
そんなアナウンスが流れている
ふと、トナリを見ると
僕の肩にちょっとした温もり
はしゃぎ疲れたんだね
小さく呟くと
彼女の短い髪にそっと触れた
携帯に目を向けるともうすぐ5時
窓から差し込む夕焼けが綺麗で
その夕焼けに映る二人の影が少し恥ずかしくて
僕はまた深く帽子を被った
僕のトナリで寝ている君
時々聞こえる吐息が
幸せそうな寝顔が
僕の胸の高鳴りを掻き立てる
でも、それ以上に幸せで
トナリに君がいることが嬉しくて
また学校が始まると
君は皆の者になってしまうだからせめて
今だけは僕のオヒメサマで居て
君のトナリが僕の居場所だから
|
|
|