|
|
|
人は
|
作詞 暦 |
|
理想なんてない
虚構なんてどうせ嘘
現実逃避なんて
何故現実から目を逸らす
仮想世界を求めて空を彷徨う手のひらが
己の愚かさを語っているじゃないか
不条理なことなんて在ってたまるか
全て可能性に満ちているだなんて
空想でしかないくせに
どうして求める
仮想世界だなんて
在りもしないことを
人は現実を見ているからこそ理想に逃げる
現実主義者が理想を見るなんて滑稽な
この世界こそが夢かもしれないのに
誰かが想像している世界なんて
空想の連鎖が連なり
この世界は生まれて
僕等 人は仮想の産物だと
信じがたい事実が待っているかもしれない
それでも人は
ただあの空の色だけは本当だと信じて
人は深い現実の底の夢を見ている
夢を見ている
|
|
|