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主人公
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作詞 マンティス |
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手と手が触れ合う瞬間
僕の物語は1ページ進むんだ
手を握ったあの交差点
口付けを交わした公園
そこらへんの思い出が
走馬灯のように流れてる
僕が歩く姿見ていた・・・
君は僕の手を握る
僕はその手を振り払う
涙が地上に零れ落ちたら
僕の物語はそこで終わる
だから終わらないようにと
君の手で涙を拭くんだ
君を探して僕は旅に出る
物語は起承転結
物語は今「転」
そこからどう「結」行く
そこから僕はどう描く
涙を流せばいいの?
これで物語は終わる
でもそれじゃ終われないから
僕は死ぬ事にしたんだ
この本のページはざっと300
今僕は250ページまで読んだよ
残りのページはどうなるの?
僕はいつ死ぬの?
もうすぐ死ぬの?
僕にもわからない物語は「今」だと言うのに
自分の物語を誰かに書いてもらっても
そんなの自分の話じゃないから
だから自分で書くことにした
だから僕は死ぬ事にした
この本を読み終わる頃には
僕の物語も終わってるだろ
でも君は終わらないから
次の主人公は・・・君
君の物語の名前は
君の好きなようにやればいい
できれば僕もその物語に
入れないかな?入りたいな
やっぱり主人公は僕かな?君かな?
主人公は君と僕さ
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