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弱虫の旅
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作詞 止時好機 |
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歩けずにいた 弱虫一人
しゃがみこんで 誰かを待つ
乾いた目に映る人
同じ顔して歩いてく
「やっと出会えた 旅の供」
風がそっと君に触れて
見えない傷を 映し出す
同じ痛みを知りながら
手をとることしかできなかった
乾いた空の向こう 何が見えるだろう
怯えた目で 矢印探す
目的など 初めからない
どんな先でも 大丈夫
以前とは違うから
変わり始めた 旅人二人
違う世界を望む人
「もっと知りたい 僕の場所」
草の波が声を奪い
隠した心 さらけ出す
君の痛みに目をそらし
手をとることすら怖くなった
新たな道の向こう 何ができるだろう
愚かな手で 目的目指す
矢印など 必要じゃない
離れていても 大丈夫
僕たちは強いから
嘘を覚める 空が責める
本当は弱虫 隠した傷跡
僕は願う 今も二人が
同じ顔して出会えるように
滲んだ空の彼方 失くした声を聞く
潤んだ目に 変わらぬ笑顔
見つけたのは 歩いてくわけ
どんな先でも 大丈夫
以前とは違うから
歩き始めた 弱虫二人
同じ目的 願う道
「やっと見つけた 旅の友」
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