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戦うかたまり
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作詞 止時好機 |
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戦場に響いた 遠くから聞こえた声
唄うように 嘆くように 僕を見ていた
奪われた意味を 取り戻そうと
鎧纏って 戦いに行く
完全武装 自分隠して
いつしか 戦う意味も忘れた
纏ったのは 脆い見栄
本当は矛も盾も持っていない
簡単に砕ける 大切に抱えた武器
砂のように 星のように 胸に散らばる
理由も無く 戦う人間
中身の無い ただのかたまり
失った意味を 拾いに行こう
何も無いまま 彷徨う兵士
完全無装 涙と共に
いつしか 生きる意味も落とした
嘆きながら 唄う歌
あの声が空っぽの胸を貫く
戦場に届ける あふれ出す痛みと鼓動
奪い取られ 落としてきた 命を還す
過去の僕を 見つめてた未来
空いた穴が 希望に見えた
意味などなく 生きてるかたまり
鎧を捨てた ただの人間
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