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沈丁花の想い
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作詞 止時好機 |
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何だろう 何だったろう
甘くて酸っぱい この香り
忘れない 忘れたら
欠片すら戻ってこなくなる
ハラハラ 散って 欠けていく
夢のようにおぼろげな
わずかに残る 優しい感触
いつか 一緒にいたような
赤と白の あなたの欠片
どこにあるの? 遠くから漂う
知らなけりゃ 探しはしないのに
何だろう 何だったろう
苦くて切ない あの気持ち
忘れよう 忘れれば
最初から無かったことになる
サワサワ 風に 乗ってくる
花弁よりも鮮やかに
私を責める 季節の断片
どうか 全てを消し去って
あなたを呼ぶ 愚かな想い
どこにいるの? 記憶から離れる
出会わなきゃ 求めはしないのに
ハラハラ 落ちて 消えていく
夢のようにおぼろげな―
何だろう 思い出せない
甘くて酸っぱい あの気持ち
何だろう 思い出せない
涙で見えない この想い
あなたは もう帰ってこない
何故だろう 何故だったろう
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