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光源を探す指
作詞 矢伏 紳
何度目だろうね
知らないフリをするのは
鍵なんて掛かってないのに
このドアでいつも引き返す

そこにいたはずの僕は
黒い影法師になって
どこまでも伸びてった
やりなおせないほど長く遠く

   光の束を手繰り寄せては
   かじかむ指で押し戻す
   遠心力でブレた
   手書きの白地図に
   今日のことはまだ何も書いていないさ

返事のない手紙
書きかけて捨てたのは
薄目を開けて夢を見てた
眩しい真夏日の出来事

ここにもういない君が
たなびく煙になって
天窓から逃げてった
追いつけないほど高く遠く

   布団の中から手だけ伸ばして
   光源を指で探り出す
   遠心力でブレた
   考え事で歪んだ
   でこぼこの机で破れた
   手書きの白地図に
   手書きの回路図に
   今日のことはまだ何も書いていないさ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 光源を探す指
公開日 2008/08/05
ジャンル その他
カテゴリ その他
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