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エンドオブザガール、エンドオブザワールド
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作詞 矢伏 紳 |
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「世界の終わりがまだ来ない」
あの子はたしかそう言って
くたびれた顔で振り返る
こんなにも青い空なのに
その頬に雨は降り続け
逆光の中のその目には
映せるものなど特にない
壊れた映画を見てるような
白いスクリーン眺めては
溜め息ついて過ごしてた
「なんだかすべて嘘みたいね」
書き割りみたいなこの町に
まぼろしみたいに貼りついた
糊付けの弱い空の下
名もない星が落っこちる
音ひとつなく落っこちる
約束切った指先の
痛みに震えるこの僕の
涙腺ゆるんだその訳は
あの子の髪が揺れただけ。
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