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傷ついた君へ
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| 作詞 -紗綾- |
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君が思うものは何だろう
傷つけた人々？許せない自分？
触れればすぐにでも壊れそうな壁だけど
一歩手前までしか近づけない
その理由もわかっていた
壊れるものは壁だけじゃないから
君の不安定な心を守りたかったんだ
何も言えなかった
慰めの言葉は責めることよりも残酷だから
僕に何が出来るかを考えて
出した答えは「話を聞く」だけ
そんなことでも楽になれるという事を
僕は知っていた
僕が想うものは何だろう
大好きなあの人？傷ついた君？
どれほど傍で 作った笑顔振りまいても
心満たされる時は来なかった
また独りで悩んでいた
壊れゆく君など見たくはないから
君の不安定な心を守りたかったんだ
「誰も守れなかった」
そんなことはないと僕は言ったのに まだ迷ってる
「胸が痛い」と叫んでほしかった
弱さ吐き出し 涙を流して
そうすればもう少し自分の無力さを
責めて 消せたのに
人の辛さなんて
君に出会い そして君と話すまで知らなかったよ
「胸が痛い」と叫ぶ人も知らず
幸せなこと 気付かず過ごした
君に出会えてよかった ホントにそう思う
だから 泣いていいよ…
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