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虹花火
作詞 -紗綾-
ふいに見上げた夜空に光る花が散っていた
いつも思い出すのは ただ愛しい君のこと

記憶の中の二人は互いに寄り添いながら
いつか誓う未来の暖かな光 探すの

その時君は言ったね
「僕達も花火のように輝けるのかな?」と
私は忘れていたんだ
花火はいつか散り 消えてしまうこと

七色に光る花火を見たその時
気付くべきだったんだ 別れの運命に
涙がないと生まれない虹のような何もできない私
君の優しさに甘えすぎていたんだ…



実はね 私は君にずっと嘘ついていたの
本当は知っているよ 君が隠していた秘密

取り返しのつかない事 いっぱい言ったりした
だから心に決めた 虹花火が最後の日

だけど心が揺らいだ
幸せが手離せない訳じゃなくて なぜ?
急に顔が見たくなって
隣を覗いたら見えてしまったから

夏がこんなにも切なくなったのは
きっと あの日の二人が幸せすぎたから
最後に私が闇の中に見たのは 七色の光たち
そして 今にも零れそうな君の涙


手をつなげば気持ちが伝わると思っていた
ただ寄り添えば 分かり合えると思っていた
『君の為』の嘘が正しいと思っていた
すべて君を失うきっかけになっただけだった


君と見た虹花火は 今でもまだ
癒やされた私の心 悲しみで揺るがす
幸せな時間思い出して寂しさがせまる時もある
だけど なぜ? 心の奥が温かいんだ…

今もこの季節になると 二人の特等席の屋上で
もう思い出になった君を感じてるの…

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 虹花火
公開日 2008/07/11
ジャンル ポップス
カテゴリ 恋愛
コメント 過去に二人で見た虹色の花火を、現在も一人で見つめながら幸せや悲しみを感じているという詩です。
-紗綾-さんの情報













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