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残された光
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作詞 ちやの |
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私に残った物なんてない、
あるのは絶望ってわかっているから。
もう一度考えてみよう、そう言った貴方を信じることはない。
考え尽くして出た答えがこれなのだから。
私の声、体、心、記憶、そして涙。
これは全部偽者だから騙されないで。
最後の私の心の証の涙は感情なしで流せるから。
涙は心があるから流せる。
心は涙があるから表せる。
そんな言葉、捨てちゃえばいいのに捨てれないのは、
私が少しの光を捨てれずにいるから?
捨てきったつもりの心はいつまでたっても消えない光。
心は私の時間が動いている限りいつでも溢れ出すのかしら?
それならもう時間を止めてしまおうか?
それなら傷つく事がない世界。
同時に喜ぶことのない世界。
時間を止めたくないなんて思ってないけれど、
もう一回信じてみようか?
お母さんが私を世界に出させてくれたのは私を愛してくれたからなの?
お母さんが光を私に与え続けたのは私を愛してくれたからなの?
わからない。わからない。
この世界はこんな私も見捨てないの?
光をくれるの?
私が死にたいと思うのはまだ心があるから思えるのかな。
心が偽者なんて言ったけどまだ心は本物だった?
それは私の心次第なのかしら?
信じてみるよ。私の心。
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