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狂華
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作詞 ちやの |
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狂った貴方。
狂った人間。
取り残された私。私だけ冷静。それはなぜ?
できる事なら私も貴方と一緒に狂いたかった。
貴方と愛し合った時間。貴方と私がいる事が愛し合ったという証拠。
貴方を思って溢れ出す涙。
それが愛し合ったという証拠。
でも貴方が狂ってしまったら、愛し合った証拠がなくなってしまうから怖い。
私は走り出す。絶望という悲しさを背負って。
それはまるで狂った華のように
狂った貴方。
狂った人間。
取り残された私。私だけ冷静。それはなぜ?
できる事なら貴方以上に狂いたかった。
貴方と一緒のようになりたかった。
貴方が遠く離れてしまう。それは小さな紙切れのように。
離れてゆく紙切れを必死とろうとする体。
それは貴方を好きという気持の表れ。
でも紙切れをつかめなかったらもうほんとに終わり。
私は叫びだす、貴方の狂った声が聞こえなくなるまで。
それはまるで狂った華のように。
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