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爪の先
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作詞 あすぱら |
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赤い指先に黒を混ぜて
キラキラで飾った冬の真ん中
見せたいアナタの声だけに縋って
目を瞑って浸るの
先の端まで輝かせて
「恋じゃない」と口にする度
笑う顔とかみ合わない
しまいすぎた心が痛い
この寒い日も隣にはあの子がきっと
終わりを望むたびに少し笑って
日々を知る度に少し泣いた
わざと目をそらして 耳を塞いで
なのに 今 鳴くのは・・・
夜が明けたら姿を見れるかしら
言葉を交わす時間が欲しい
あなたの中に住めないことは
もう 知っているから
知ることができない時間想像しては
褒め言葉をもらう度に声を置き換える
薬指に雪を散りばめてみた
鳴き声は強く押さえつけたのに
「会いたい」 が止まらない
きらきら 赤と黒に
混ざって 降って
あなたを思い出すの
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