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雨中の
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作詞 悠 |
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木の下で出逢うのは君の隣にいる桜と
救いの手僕の目の前に濡れた君がいてくれた
扉の開いた紅い爪のあと
濡れる水のうすい青の色
一つだけ傾く黄色の歯ブラシが
ゆるやかに 汚れる一つの跡残る
どうしてもどうしても去っていくのかい
そうやって結局は鍵を捨てていかないのに
さよならと手を振られ雪がポツポツと落ちてきてる
別れ時 あと二つ 知らない明日と道が薄れ
後ろの背中いつも見えていた
諦めつかない鍵は机の上
しっとりと濡れてる雨中のワイシャツが
傘の中差し出す中には君の笑顔
どうすればどうすればかえってくるかな
ああやってもう一度僕は逢いにいってくるんだ
知らないよ君の事ちゃんとは知らないそれでも
もう一度笑ってよそれで僕はもういいから
ああまた雨が降る
流れ流れゆくは
僕の心を洗い流してくれるかな
「さよなら」と僕は云う忘れはしないよきっと
あなたの中で消されても構わないだから手をとって
「ありがとう」あの日々を美しい日々を僕にくれて
手放して去る君の後ろの髪と雨が洗い流してくれる
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