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春夏秋冬
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作詞 悠 |
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二度と来ない春を迎えに
遠く遠く旅立つ僕に
「いってらっしゃい」と言ってくれた
もう僕は帰ってくることはないはずなのに
「いってきます」と答えてしまった
本当は「さよなら」のはずだった
ドアの前に立つ君が
笑顔で僕に手を振っている
その笑顔をみることはもうないのだろうか
変に胸がずきずきして変だった
桜が舞う舞う
僕を迎えるように舞っていた
彼女はもういない
振り返ってもどこにもいない
だから僕は
独りで冬を迎える
季節がやってくる
四季も感じられない僕に
みんなはいない
ただただ誰もいないところで
僕は独りで
死をお迎えする
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