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TEAR CALOR―涙色。―
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作詞 茜妃 |
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なんでなの?
理由なんて わかんない。 ただ 涙が あふれてくる。
キミの優しさが身に沁みて 我慢してきたものが 全部 溢れてくる。
別に 泣きたくなんか ないのに
泣いてるトコなんか見られたくないのに
涙ゎ 1粒 また1粒と 次々 流れていく。
どんなに拭っても どんなに抑えても 止まらなくて
ただ 拭うたびに 服の袖が 濡れていく。
止める術なんヵわかんない。いつも独りで 泣いてきたから。
そんな風に 優しくされても どうしたら いいのヵわかんない。
キミが。そばにいてくれる。
だめだょ。 やさしくしないで。 涙が止まんない。。。
泣いてるトコなんて 見られたくない。
こんな弱いトコ見せたくない。
やだ。。。泣きたくなんかないのに
涙ゎ どんどん 溢れてきて 止まらない。
お願い。。。これ以上弱いトコ見せたくないの。
だってこんなの かわいくないもん。
泣いてるときが一番弱ってるから。
弱音ばっか吐いちゃうもん。キミにヤなコトいっちゃう。。。
そんなの ヤだ。
・・・キミが。やさしく頭を撫でてくれる。
私 ばかだ。ほんとスナオじゃない。
こんなに心配してくれてるのに
“なんでもない。大丈夫。”ってそっけなく返してる。
やさしくしてくれてんの すっごい嬉しいくせに。
頭撫でられんの すっごい嬉しいくせに。
そばにいて欲しいとヵ思ってるくせに スナオになれない。
だって弱いトコ見せるのヤダから。
“全然ヘーキ”って強がり言う。
ホントゎ 全然 大丈夫じゃないくせに
なに 強がってるんだろ。
甘えたいとヵ思うコトもあるケド
本当につらいときこそ。上手く言えない。
ホントゎ甘えんぼのクセに。寂しがり屋のクセに。
全然スナオになれないの。
全部ひとりで背負い込んで 独りのときに泣く。
何時だってそうしてきた。誰にも涙ゎ見せたくない。
弱いトコゎ見られたくない。
ほんとゎ淋しくって 縋りつきたいのに。
誰かの前で泣いちゃったときだって 誤魔化して 強がって。
必死で泣いてないフリをした。
だけど キミゎ私がそっけなく返したって
つらそうな顔してたら
そばにいてくれた。トナリにいてくれた。
『泣きたいときゎ泣けば?』って言ってくれた。
いつだって“どうした?”って心配してくれるキミ。
私にとってその言葉が どれだけ嬉しかったヵ。
どれだけ。どれだけ。。
・・・ばか。その言葉聞いたらせっかく我慢してたのに
泣いちゃったじゃないヵ。
・・・ほら。ヤッパ心配かけた。
それがやなんだ。 困らせたくないんだ。
・・・でもさ。泣いたら 気分がさっぱりするょね。
独りで泣いた時よりも キミがそばにいてくれたほうが
ずっと。気が楽になる。
・・・。キミの言葉に救われた。キミの存在に 救われた。
キミゎほんと優しいな。
ねぇ。その優しさが私に向いてるときゎさ
甘えてもいいヵナ?
・・・どーしても。 どーしても
つらくなって 耐えれなくなった時だけ。
君の前で泣いても良いかなぁ。。
君が好きだから。君の前でだけでも。 スナオになりたい。
それがせめて。私の精一杯の。
スナオな気持ち。
私の涙色。大好きな君の前でだけゎスナオになりたい。
その優しさ。私だけに向いて欲しい。。。
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