|
|
|
春風
|
作詞 WHITE CAT |
|
一人ぼっちの暗い部屋 時計を見れば午前3時
どれくらいの時間こうしていただろう
なぜか胸が痛んで眠れない
行き場の無い想いは 君を求めて彷徨っている
見つかるはずの無い君を探して
ほら瞳を閉じれば こんなにも鮮やかに
君の姿を描けるのに
心だけが遠のいて行く 春風に誘われて
もう全て終わったはずなのに
無意識に君の名前をつぶやく自分がいる
どこまでも続くと思っていた一本道
思っていたより簡単に二つに分かれてく
繋いだ手をそっと離す君が
振り向きざまに見せた笑顔は
君のくれた最後の優しさ
ほら瞳を閉じれば 僕の名前を呼ぶ
君の声が聞こえるのに
この空っぽな空に響くのは 春風の音だけ
ふたりが惹かれ合ったのは
同じ孤独を持っていたから
お互いを優しさで包み込むことだけでは
寂しさを埋めることはできなかった
今僕の瞳に映るのは 春の光を浴びて輝く君
少し遠くに感じていると
春風がそっと顔を撫でた
ほら瞳を閉じれば 今は無き
君の温もりを感じるよ
明日へ吹く春風が僕に残していった
ほら、春の香り
|
|
|