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ふるさと
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作詞 そーばくとりー |
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歩くたび 軋む雪
踏みしめて 振り返る
吐く息の白さだけを
記憶の片隅に
電車の窓越しに 手を振る両親を
唇を「ギュッ」と噛み
照れ隠しに・・・ 帽子を深くかぶった
これから始まる 新たな人生を
感謝すべき人を知った今日だけは
涙を流していいですか?
明日からは振り返らず
歩いて行きます
憂う日々 寂しさを
鏡に 押し込んで
身にしみる 朝の水で
一日を呼び起こし
行き交う人々の 想いは様々で
流されて行くのも 生きる術(すべ)
溜息交じりにつぶやいた
故郷を離れて 自分の人生の
「夢」を求めて歩くときとめどなく
あふれる涙は明日へと
持ち越さずに拭い去って
笑って行きます
さくらの花も散る頃
遠き故郷の春景色
胸に想います
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