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麦茶
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作詞 神瀬影光 |
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初めて君がウチに来た時 紅茶もジュースもなかったんだ
なんだか申し訳なくて 君の目を見ずに麦茶を差し出した
マジマジと君はコップを見て 少しおかしそうに笑ってた
なんだか力が抜けたよ ガラスの中の氷が音を立てた
知らないことが多すぎて 知らずにこれからも行くけれど
お互いが知ってることだけでも これから増えてゆくことを願う
春も夏も変わらずに飲み続けた麦茶
これが2人の時間の味だから
君と僕が変わってすれ違ったとしても
この味が戻してくれるといいね
初めて君が落ち込んだ時 優しくかける言葉すらなかったんだ
なんだかひどく情けなくて 無言であたためた麦茶を差し出した
マジマジと君は湯飲みを見て いつも麦茶に頼るねと云った
なんだかとても悔しいから 君の身体を強く抱きしめてみせた
要らないものが多すぎて 知らずに背負って歩くけれど
お互いが抱えてるものだけでも 一緒に超えてゆけることを誓う
秋も冬も変わらずに飲み続けた麦茶
いまも2人の季節の味だから
君と僕の心が揺れ動いたとしても
この味が支えてくれるといいね
いつもいつも変わらずに飲み続けた麦茶
これが2人の時間の味だから
君と僕が変わってすれ違ったとしても
この味が戻してくれると思う
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