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スクエア
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作詞 翁草 |
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コンクリートの中で君は止まった
溢れる音の中
映画つまらなかったのかなあ?
振り向かない君に嫌な予感
高く切り取られた青色に
呟く声が聞こえる
「あんなに狭い空さえ私より大きい」
翼なんてなくていいから
悲しい大地に戻っておいでよ
なんて君は遠い どうか気付かないで
手の届く君の範囲でもう僕は精一杯
コンクリートの中で僕は止まった
ショーケースが睨むけど
突然道が消えてしまった
繋いだ君の手を握り返しても
君はやっぱり空を見ていて
僕の視線は下を向く
「それでも離れることはないと言って」
いったい何処に行くんだい
心配事はひとつだけ
そこって僕も行けるとこ?
空に染まるのは海だけじゃなかった
今さら目隠ししても遅いね
ちっぽけな僕でごめん
君の笑う顔にひどく安心する
なんて君は遠い どうか気付かないで
手の届く君の範囲でもう僕は精一杯
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