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ひな鳥は西へ
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作詞 yulico |
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この物語はあるふたりから始まった
蒼い夢を追う箱入りのひな鳥と
赤い夢を追う箱入りのひな鳥よ
外の世界で出会ったふたりはなんだか不思議だった
日を追うごとに
お互いのくちばしを求め合った
夢のような日々が過ぎていき
片方が飛び立つと鳴く
悲しい黒目を隠し切れない
どうか泣かないでと鳴いた
それからというもの
ふたつの小さな翼はお互いに遠い場所で
少しずつ大人になった
僕らもう飛べるはず
先に飛び立つ赤い風を帯びて
赤い翼が折れた
こっちをもっと見て
羽をのばして
僕が君の翼を掴むから
お願いだから
落ちていかないで・・・
僕は泣いて
蒼い涙が地上に落ちた
何かが聞こえた
赤い風が僕を呼んだ
君は上手に空を舞う
諦めかけたぼくの蒼い夢
君の赤い風にのせてもいいかい
ぼくら一緒にいようきっとずっと
君を支えつづける きっと
二つの色でバランスを描こう
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