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ひな鳥は西へ
作詞 yulico
この物語はあるふたりから始まった
蒼い夢を追う箱入りのひな鳥と
赤い夢を追う箱入りのひな鳥よ

外の世界で出会ったふたりはなんだか不思議だった
日を追うごとに
お互いのくちばしを求め合った

夢のような日々が過ぎていき
片方が飛び立つと鳴く
悲しい黒目を隠し切れない
どうか泣かないでと鳴いた

それからというもの
ふたつの小さな翼はお互いに遠い場所で
少しずつ大人になった
僕らもう飛べるはず
先に飛び立つ赤い風を帯びて
赤い翼が折れた

こっちをもっと見て
羽をのばして
僕が君の翼を掴むから
お願いだから
落ちていかないで・・・

僕は泣いて
蒼い涙が地上に落ちた
何かが聞こえた
赤い風が僕を呼んだ
君は上手に空を舞う

諦めかけたぼくの蒼い夢
君の赤い風にのせてもいいかい
ぼくら一緒にいようきっとずっと
君を支えつづける きっと

二つの色でバランスを描こう

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ひな鳥は西へ
公開日 2008/03/01
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 留学中の私、日本にいる彼との出会いを鳥に例えました。
離れていてもこころは一緒にいるはずなのに、飛び立とうとする相手を思わず引き止めたくなってしまいます。もう駄目だと想う瞬間に相手を思いやる気持ちが、ふたりを繋ぎ止める唯一の要になるのだと思います。
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