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花曇の日に
作詞 真木
旅立ちの季節に祈りの言葉のように聞こえた
「幸せになれ」
何でそんな、また会えるのに、と心の中で呟いた
新しい季節は花の香りと曇り空
なかなか暖かさは安定しないな
開花予想を外れた桜が今年は長持ちするらしい

いつも隣にいたのにな
懐かしい、なんて
思い出話になるのはやるせない

元気にやっている、少しの嘘を混ぜた
周りもいい奴らで、どうにか馴染めそうだ
嘘じゃない
少しずつ少しずつ暖かさが増してきて
過ごした季節は遠くなっていくな
新しい季節はもうすぐ終わりらしい

今何しているんだ?
また会おう、と言ってはみたけれど
合わせる顔も見つからない

次の季節はやってくるんだって
なんの名残も残さずに
どうしても閉じ込めてしまいたかった景色を
憶えているのにどこか不鮮明なんだ
あの日のように昨日のように
触れられるリアルは逃げてしまったらしい

こんな俺をお前は困ったように笑うんだろうな
だって
「思い出になってしまっても 一緒にすごした事実は変わらない」と
笑ったのは俺のほうだった
無理やり笑ったら、お前の、みんなの、笑顔が浮かんだ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 花曇の日に
公開日 2008/04/22
ジャンル その他
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コメント 春は好きです。
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