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キシキシ
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作詞 ルリ |
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さようならを覚えているよ 確か夕暮れのことでした
信じたくなくて笑ったら 君は哀しげに微笑んだ
もう会えない日が始まるよ 少し寒い日だったかな
君を探してみたけれど どうにもこうにも見つからない
もっと何か別の 嘘か冗談だったらよかった
君の口を塞いだりとか 手を握り締めればよかったよ
あれから僕の心臓はずっと 痛くて生暖かいまま
軋む鼓動は続いているけど
覗いてみたなら きっとぼろぼろさ
無傷に見えて傷だらけ
さようならを覚えているよ 今でも忘れられなくて
「びっくりした?」と君が笑う 期待はまだまだ腕の中
いっそ耳を塞ぎ 大声で叫ぶべきだったかな
先に「またね」が言えてたら 腕に閉じ込めればよかったよ
それから僕の心臓は今も キシキシ不安な音をたてる
外傷なんて一つもないけど
開いてみたなら きっと血まみれさ
無傷のようで致死量前
君の手を握って口を塞ぎ 抱きしめてしまえばよかったよ
「さようなら」の前に大きな声で 「またね」を叫ぶべきだったかな
あれから僕の心臓はずっと 痛くて生暖かいまま
軋む鼓動が続いているけど
覗いてみたなら きっとぼろぼろさ
無傷にみえて傷だらけ
いまでも僕の心臓はずっと 血を流したまま塞がらない
脈打つたびに痛いけれど
「びっくりした?」と 君が笑う気がして
キシキシと鼓動は止まらない
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