|
|
|
trivial
|
作詞 ルリ |
|
僕に触れた君の手が そういえばとても温かかった
眠れない夜は長くって 君を考えて夜が明ける
僕に触れる君の手が 消えてしまいそうに思えたよ
朝焼けは眩しく目にしみて 僕に影を作っていった
振り返って見た君の姿が 揺らいで霞んで見えなくなった
それか僕が見えないように 君を隠していただけかな
君の声を覚えてる 君の姿を覚えてる
そう思いたいだけかもしれない
これは僕の都合いい頭が そう思い込ませたいのかも
僕を触る君の手が そういえば少し冷たかったな
あくびをしながら思い出す 君の手の形や温度を
すぐ隣にいたはずの君が 薄れてぼやけて消えてしまった
それか僕が自分のために 君を消してしまったのかな
君の顔を覚えてる 君の瞳を覚えてる
そう描き変えてるだけかもしれない
上手いこと出来た思考回路で 君を変えてしまったのかも
僕の手を握る君の手が そういえば随分温かかった
眠れない夜はいつだって そんな事を考えてるんだ
君の事を覚えてる 君の温もりを覚えてる
それだけでもう十分でしょう、と
自分に優しい僕の甘さが そう思い込ませたいのかな
あやふやな記憶に埋もれていても
僕の手を握った君の手と そこから感じた温もりを
僕はきっと忘れない
|
|
|