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不始末
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作詞 ルリ |
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未だ消えずに燻っている 私の中の小さな炎は
あなたにこの身を焦がされた いつかのあの日の名残です
熱く燃されたこの心 あなたに抱く想いだけ
消えない火傷として残り いつまでも痛みを宿してる
いっそ燃え尽きてしまえれば
傷跡なんて残らずに 灰になってしまえたでしょうか
されども火は消えないままで
あなたが残した不始末は 誰にも片付けられはしない
無情に投げ掛けられた火は 気づく程度に保たれて
気が狂うほどに焼けてゆく
今も燃してるいつかの名残 あなたの消えない小さな炎は
私の身体を蝕んで いつでもあなたを残してく
きっと焼け焦げてしまえたら
炎など余すこと無く 消し去ってしまえたでしょうか
けれども火が弱ることはない
私が残した不始末は いずれも消せる人はいない
戯れ絡まされた指は いつか炎に変わり果て
今はこの身を焦がすだけ
煙る心の中ゆらり揺れる いつかの私の不始末に
何度もあなたを想っては 消すことなど出来ようかと
吐息を洩らしては火が揺れる
あなたが残した不始末は 誰にも片付けられはしない
無情に投げ掛けられた火は 気づく程度に保たれて
気が狂うほどに焼けてゆく
私とあなたの不始末は 何人たりとも消せはしない
無心に燃し続けた恋は 忘れられるほど浅くなく
おかしくなるほど熱かった
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