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リベラリストの孤独
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作詞 ルリ |
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いつだって自由さ 僕を縛り付けるものは何も無い
愛も友情も 重い足枷に変わるだけ
物足りないとは思わないよ だって少しでも思ってみたら
そこから不満が溢れ出るでしょう だから僕はこれで満足
僕は自由だよ 何かと制限する標識も無い
情も涙も ウンザリするから他所でやれ
纏わりつく異質なものから 自ら一歩身を引いて
自由を誰より好んでいた
一人はいつでも心地よく 誰に気を使うでもなくて
開放された空間と時間が 僕の存在そのものなんだよ
いっだって一人さ 慰めもなければ傷付きもしない
夢も現実も いつか失望に変わるだけ
心細いとは思わないよ だって不安だと感じてしまったら
誰かが恋しくなるでしょう? だから僕はこれで十分
僕は一人だから 飼い馴らされたりはしないんだ
嘘も本当も 僕だけじゃ何の意味もない
絡む不自由を避けるため 僕は一歩身を引いて
唯一自由を愛していた
それは隔離された安全で 邪魔な喧騒から守ってくれる
痛みも喜びも無いそれが 自由の象徴そのものなんだよ
不自由な自由なんていらない 痛い関係なんて知らない
そんなもの 僕は欲しくなんて無いんだ
ただ 怖いものから逃げていた
傷付くのはもうウンザリで 裏切られるのは慣れすぎて
逃げれば僕は自由になった 誰も知らない孤立した世界
歪んでゆく邪魔な世界から 僕は走って逃げ出して
孤独を自由と呼んでみた
それは傷つく心配も無い 僕一人だけの特別な世界
引き離された僕と世界が 孤独と自由の象徴さ
相変わらずなリベラリストの僕はこれで満足だよ
不満など無いと思っていればいい
それは一人で吐いた嘘であり 唯一言えた本当なんだ
孤独も自由も変わらない 僕がその証拠になるよ
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