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夢の残骸
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作詞 ルリ |
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窓の外から見える街灯 いつもと何一つ変わらなくて
つまらないと笑って眠った
煩いくらい無機質なアラーム 対して変わらないいつもの朝で
いい天気だねと笑ってやった 外はどしゃ降りだったけど
退屈な会話もつまらない笑顔も 予習も復習もしすぎて疲れた
非凡を求める訳では無いけど 夢くらい見させてよ 人並みに
落ちていく雨粒の数だけ 虹色の夢を見させて
泣きだすような幸せと 笑えるくらいの悲劇がみたい
退屈が何か忘れるくらい 焦った日常で染め上げて
夜の中で途切れた街灯 月もなく真っ暗星も見えない
明日にはきっと元通り
低く唸る携帯のバイブ 音しか変わらないいつもの朝で
明日は雪かな?と笑ってみせた 予報は晴れだと言っていたけど
下らないあなたも平凡な君も 基本も応用もつまらなすぎた
今を否定するつもりは無いけど 夢くらい頂戴よ 人一倍
切れていく街灯の数だけ 枯れ果てた夢を見させて
震えるような楽しみと 面白い程の恐怖を知りたい
現実の在処を無くすくらい 砕けた夢で眠らせて
何も変わらない夜に見た あり得ないような夢に憧れ
何も変わらない朝に見た 夢の残骸に手を伸ばす
例えば晴れの予報だけど 季節外れの雪が降るとか
例えばどしゃ降りの空模様でも 次の瞬間晴れ渡るとか
それだけでも構わない 少し違ったいつもを下さい
過ぎて行く昨日の分まで 現実のような夢を見させて
取り残された白昼夢と 誰かに取られた喜劇がみたい
虹に掛かった星の数だけ 小さく煌く明日を見させて
いつも通りの日常か 少し変わった明日の二つ
昨日の自分を見失うほど 変わった日常で抱きしめて
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