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幸せの代償
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作詞 ルリ |
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幸せだと思うたびに怖くなるんだ
次は何を失えばいい?
次は何と出会えばいいの?
そんな繰り返しばかりの世界
僕が生まれて来た時に きっと僕の全ては決められていた
出会うべき人も 失うべきモノも
流した涙の数は だいぶ前に分からなくなり
今はただの数字に変わる
なかなか忘れられなかった君のことも
少しずつ忘れてきたんだよ
きっと君は僕にとっての 失うべきモノだったから
だけど何故だろう? 忘れたくないよ、これ以上
網膜に焼き付けたはずの君の姿は
日に日に姿を消してゆく
取るに足らない君だから そう思うことにしておくよ
決められていた僕の全てに 僕は勝てそうにないからね
僕が生まれた夜に一つの朝が生まれた
暗く沈む闇も 白く光る日も
交わらない世界で別々に歩き出して
今はただの時間になる
決められていた僕の全てを
憎む事も減ってきたんだよ
きっとそれは僕が今 出会うべき人に出会ったから
だけど何故だろう? 出会いたくないよ、これ以上
得たものの代償が大きいことなんて
僕は前から分かってたんだ
取るに足らない世界だから そう思うしかないんだよ
決められている僕の全てを 僕はまだ壊せそうにない
僕が生まれた時にきっと 僕の全ては決められていた
出会うべきモノも 失うべき人も
零した涙の足跡は だいぶ前に分からなくなり
僕はただ歩き続けた
網膜に焼き付けたはずの君の姿は
日に日に姿を消してゆく
取るに足らない君だから そう思うことにしておくよ
決められていた僕の全てに 僕はまだ勝てないからね
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